二級建築士の設計製図を独学で受験するために、資格学校のガイダンスに行ってみた(製図編その1)

学科試験を二年目でようやく合格することができました。ということで、今年ははじめての製図課題。。

学科のように独学は難しいと思いますがもちろん独学で頑張りたいと思います。この記事は製図合格を目指した奮闘記したいです。

学科試験が終わった今週は、資格学校に行っている人も道具調達や休憩期間のようです。他のブログでは資格学校が行う製図試験の無料解説に参加した方が良いと書いていたので、日建学院と総合資格学院のガイダンスに行ってきました。

日建学院

まずは最初に日建学院のガイダンスを受けてみました。平日だからかガイダンスを受講している人は少なく12人ほどでした。ほとんどの人が学科の分析表を手にしていたので、元から日建学院に通っている人みたいです。
ガイダンスは合計2時間で最初の1時間は今年の課題の解説映像、残りの1時間は講師による製図試験についての解説でした。最初の1時間の解説映像を見て、すぐに気が付きました。日建学院教材研究会 の『2級建築士 設計製図試験課題対策集』についてくる特典DVDと同じことを。。どうせDVDも見るのでここで一回真剣に見ることにしました。

解説映像で学んだこと

  • 地域住民が交流できるという課題なので多目的スペースなど交流を促すスペースを設けることが大事。
  • 敷地が市街地か住宅地か
  • カフェ・住宅へのアプローチの方法
  • 二世帯住宅に関わるバリアフリー対策
  • 適宜の面積算定に関わる一人当たり面積

などなどでした。

次に敏腕講師による製図試験についての解説でした。内容は作図に割ける時間は5時間中3時間10分であることや、合格ラインのランクIの人のみという話でした。ランクに関してはランクII、ランクIIIの人も採点者の裁量でランクIになることもあるとのこと。また、日建学院では製図試験までに30枚の製図を推奨しているらしく、この30枚という数字は独学で勉強していく中で参考にしていこうと思います。

配布物

日建学院 配布資料

  • 試験までの講座のスケジュール
  • 製図道具の申込書
  • 予想問題1題(問題用紙、解答例、解答用紙A2サイズ)

配布物は結構いいと思いました。講座のスケジュール表はスピード感を掴むのに役立ちそうですし、なんといっても予想問題のA2サイズがもらえるのはとても助かります。補足を加えるとこの予想問題は『2級建築士 設計製図試験課題対策集』の予想問題と同じです。しかし、A2サイズの解答用紙を準備するのはなかなか大変なので、意外と貴重なのです。

全体の印象として入学を勧誘してくる講座ではなく、講座の1回目というような感じでした。特に終わった後も勧誘されることなく、気持ちよく帰ることできました。今年ダメだったら来年入学するつもりはない人でも行ったほうがいいと思える無料講座でした。

総合資格学院

日建学院のガイダンスを受けた後に総合資格学院の無料ガイダンスに行ってきました。ガイダンスに行った日は天候が悪く雨だったせいか、参加者は僕一人でした。一人ということで先生とマンツーマンレッスン開始。日建学院とは異なり今年度の課題に対する解説よりも製図試験自体の解説でした。

講師の解説で学んだこと

  • 0.7mmのシャーペン1本を推奨。
  • 総合資格学院では異なる予想問題20課題をこなす。
  • 製図試験は相対評価であるので、フロアのハッチや植栽など余裕ある限り書き込む。

日建学院の解説よりもマニアックな解説だったと思います。異なる予想問題20課題はやはり資格学校の大きな強みですね。独学では20課題自体を収集するのが難しそうです。とりあえず、僕も20課題を目標にやりたいと思います。

講師による解説の後は総合資格学院の人とマンツーマンで勧誘を受けました。総合資格学院の製図講座は日建学院より高い約40万円みたいです。。高いなぁ

配布物

総合資格学院 配布資料

  • 製図講座の説明資料と申込書
  • 予想問題1題(問題用紙、解答例A3)

総合資格学院の予想問題はA3でしたので、模写して勉強するためには解答用紙を別途用意しなければいけません。

全体の印象として勧誘色が強いかなぁと思ってしまいました。無料でもらうことのできる予想問題A3でしたし、あまり行かないでもよかったかなぁという内容でした。

 

もし、製図試験を初めて受験するのであるならば、こういったガイダンスを一度無料で聞いてみるのもいいかもしれません。それでは頑張りましょう。(ガンバリマス。。)

建築狩り

大阪在住。独学で二級建築士を取得しました。現在はデザインや建築に携わっています。関西を中心にデザインや建築の情報や勉強のノウハウについて書いていこうと思います。

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